トレーニング

猫背を改善する土台をつくる背中の使い方

こんにちは

VCL 中村です。

猫背を改善する為には

肩甲骨の引き下げという動作が大事です

肩甲骨の引き下げと言われても

どういう状態が引き下がっている状態なのかがわからない

というお声を多数お受けします。

あいまいな表現で肩甲骨を寄せるという事で片づけてしまうと

肩甲骨を無理矢理、動かした結果

更に肩甲骨があがってしまい猫背が悪化した

という人もいらっしゃいました。

慣れている人は背中の筋肉を使って肩甲骨の引き下げが自由に出来るかと思いますが

身体を使うことに慣れていない人は頭がパニック状態になってしまい

肩甲骨を引き下げる動作を諦めてしまうかと思います。

今日はそんな方にお勧めする

肩甲骨の引き下げをイメージする方法をお伝えします

土台をつくる肩甲骨の引き下げのやり方

1.四つ這いになります

2.手は肩の真下にくるようにし、手でお椀を作る様に床に着きます

3.ピアノの鍵盤を弾くように、小指の指先に少し力を加えます

4.小指で地面を押す力を抜かない様に、手首を外に捻ります

※手首ではなく、肘を捻ると肩甲骨が締まりにくくなります

5.手首を捻ると肩甲骨の外側~下にかけて締まる感覚が出てくるので、そのまま締め続けます

6.締めたまま手の平で地面を押すと足同様にアーチが引きあがり、肩甲骨が引き下がります

7.6の状態のまま10秒~20秒床を押し続け肩甲骨を締めます

肩甲骨の外側、脇が締まる感覚を忘れずに

今日ご紹介した体操で感じた脇が締まった感覚は

日常生活ではほぼマストに欲しい状態です。

その状態が無意識に出来るころには

猫背の状態がかなり不快な感じになっているかと思います。

そしてトレーニングを日常されているという方は

背中のトレーニングをする際には、常に今日感じた締まりがある状態を維持しながら

背中のトレーニングを行うようにすると、パフォーマンスがあがります。

最初はやりにくさを感じ、普段よりも動かしにくさや、負荷を掛けれなくなりますが

その状態に慣れてトレーニングを続けると

痛みの出にくく力を発揮しやすい身体に仕上がってきます。

絶対にやってはいけない肩甲骨を寄せる動作

最後に絶対知ってほしいのが

無理やり背中を寄せるという事はしないでください。

とにかく寄せて!!胸張って!!

という指導を受けたことがあるかと思いますが

そもそも腕全体が捻れて肩甲骨が引っ張られた状態になっているのに

腕の状態を無視して肩甲骨だけ寄せても動くはずがありません。

寄っている様に見えているだけです。

腰や背中を反って、反り腰の状態になりながら肩甲骨を寄せるのも

身体を痛めつけているだけで、あまり良い効果は得られません。

そこまで頑張らなくても肩甲骨の動きは出せるはずなので

無理はせず、まずは肩甲骨の定位置を覚えていきましょう。

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