身体のセルフケア

肩回しを意識して行い肩甲骨を動かす

こんにちは

VCL 中村です。

肩が凝ってきたり、固まってきたりした時に

何気なく肩を回し、固まった筋肉を緩めようとするかと思います。

とても細かいことかと思うのですが

肩を回す時の腕の捻れを意識した事はありますか?

もしかしたら肩回しをしたことによって

肩を固く緊張させているかもしれません。

そうならない様に本日は効果のある肩回しを

ご説明していきます。

腕の捻れとは?

腕の捻れとは何かといいますと

わかりやすくいうと

「巻き肩」や「猫背」の方が該当してきます。

巻き肩や猫背の方の腕は内に捻れています。

肩だけが内に捻れているのではなく

肘や手首も同様に内に捻れる形になっています。

普段立っているときに肘の折り目が内側を向いていたり

肘が常に曲がっている人は要注意です。

肩回しをする際に、この捻れを考慮せずに

やむくもに回してしまうと、肩周囲の筋肉は余計に緊張し

痛みの原因になったり、動かなくなってしまう原因になる可能性があります。

肩を回す時は、上肢(肩~肘~手首)全体の捻れが極力ない状態で行うと

可動域広く回すことが出来、結果肩甲骨や背中の筋肉が動いてきます。

腕の捻れがない状態を意識する

では早速捻れを極力ない状態をつくっていきましょう。

1.小指付け根の関節を限界まで曲げます(第一、第二関節は曲げない)

2.手首だけを回し手のひらを上に向けます(肘は動かさない)

3.肘の折り目を前に向けます

この状態が上肢の捻れが極力ない状態となります。

特に注意してほしいのが

手のひらを反す時に

肘を捻って手のひらを反すのではなく

手首を捻って手のひらを反す様にしてください。

個人差があり、猿手や関節の固さが強い方は肘が真っすぐ伸びない可能性がありますが

折り目が正面を向いていれば大丈夫です。

今度は上記の状態を維持したまま肩を回してみましょう

肩回しのポイント

1.手のひらにボールを乗せたイメージで、手のひらは天井を向けた状態を維持する

2.手のひらは常に目で追い、見ながら回す

3.腕は360度回す様に、後ろまでしっかり回す。

4.後ろに回った時に肩甲骨が内に寄る感覚を感じる

5.足指の小趾~拇趾までしっかりつけながら行う。

上記5点を意識しながら行いましょう。

5番目の足指は関係ないかと思いますが非常に重要なポイントです。

上半身は骨盤の位置がニュートラルでないとうまく動きません。

骨盤の位置を保つために足指が機能していないと位置は乱れ

上半身の動きは悪くなります。

意識が上肢にいってしまうかと思いますが、足指の意識も忘れずに行いましょう。

肩回しが上手に出来れば

肩の動きは良くなり

肩甲骨や肋骨、鎖骨といった

普段意識しない骨も動いて肩が回せるかと思います。

肩が挙がらず困っている方や

肩こりが辛い方は是非肩回しを意識しておこなってみださい。

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