身体のセルフケア

膝下O脚を改善するほぐしケア

こんにちは

VCL 中村です。

膝下O脚で悩まされている方

非常に多くいらっしゃいます。

とはいっても膝下O脚だけでなく

O脚やX脚の方も非常に多く見受けられます。

膝下O脚でお悩みの方の特徴

原因も大体同じで

多くの方が足の小指の意識がなかったり

足が回内足であったり

結果足裏のアーチが機能していない

という足の異常がほぼ確実にあるのではないかと思います。

足の異常から膝の捻れや股関節の捻れ

骨盤の傾きといった不具合のスパイラルが生まれてくる訳なのですが

その際に生じる膝の捻れや股関節の捻れが

膝下O脚であったり、O脚X脚になります。

重心位置の問題や筋力の低下が原因ともされていますが

結局それらは、そうなってしまった結果の状態だと思いますので

そこだけを改善しようとしても

あまり効果がないのではないか、と思います。

ものすごくざっくりとした説明になっておりますが(笑)

詳しくはググってしまえば詳細が出ますので今回はカット致します。

今回はそういった脚の捻れが起きてしまったときに

ほぐした方が良いポイントを押さえてご紹介致します。

自分自身がたくさんの脚の不具合で悩まれている方に

ほぐして調整をしてみて効果の期待できたポイントになりますので

是非お試しください。

改善ほぐしポイント

・腓骨頭周囲~太もも外側 (大腿二頭筋)

腓骨頭の場所は

まず膝のお皿を探しましょう。

お皿の中央から下に向かうと

くぼみがあり、くぼみの下にでっぱりがあるかと思います。

でっぱりの外側へ向かうとまた違う骨のでっぱりがあります。

そこが腓骨頭です。

腓骨頭から太もも外側ライン(大腿二頭筋)に向けてほぐしをおこなっていきます。

ほぐす時は骨周りは敏感なので指で

太い筋や筋肉はリリースボールなどを使って緩めるといいです。

①腓骨頭周囲

腓骨頭中心に円を描くように

指で軽く皮膚を押し込みほぐしていく

皮膚が薄く、強く刺激しすぎると

炎症の原因になるので注意してください

②腓骨頭上の太い筋

腓骨頭に付着する大腿二頭筋の筋を緩めます

筋が太く、指がはいりにくいので

可能であればリリースボールを使うとやり易いです。

縦に走る筋を横に切る様に刺激をいれていきます。

③大腿部(太もも)外側

腓骨頭の延長線上にあたる

太もも外側に大腿二頭筋を緩めていく

こちらも太めの筋肉なので

可能であればリリースボールを使うとほぐしやすい

押し込みながら筋肉を横に切る様にほぐしていく

・膝の内側(鵞足)~太もも内側

膝の鵞足と言われている場所の探し方は

腓骨頭と同じように

お皿を見つけ、下に向かい骨のでっぱりを探します。

でっぱりから内側に向かった行くと

外側ほど目立つでっぱりではないですが

うっすらと角ばっている骨があるかと思います。

そこが鵞足という場所になります。

鵞足に付着する筋肉(縫工筋、薄筋、半腱様筋)をほぐしていきます。

鵞足を触ると太い筋を触れますので

そこから上に向かって刺激をいれていくのですが

鵞足もかなり刺激に敏感なので

刺激を入れすぎてほぐした後に

痛くならない様に注意してください。

ほぐした後のストレッチも効果的

1.台の上に脚を置きます

2.つま先は天井を向かせたまま、外側や内側を向かない様に維持します

3.手で大腿骨の大転子という場所を外捻りを加えて下に押し込みます

4.押し込んだ力を維持しながら身体を前に倒し、太もも裏が伸びたら20秒キープします

5.伸ばしたら大転子を押し込んだまま膝を軽く曲げて再度ストレッチを2回繰り返します(計3回)

セルフケアを行った後に

このセルフケアの目的は股関節の内ねじれの調整です。

脚の捻れが起きている膝下O脚、X脚O脚は

いずれも股関節が内に捻れています。

わかりやすくいうと肩が巻いている状態の股関節バージョンです。

セルフケアを行った後に、股関節が開き、足の小指が使いやすくなり

足の小指が使いやすくなった結果、足のアーチが機能して

脚の捻れの向きが整ってくる

という流れになります。

もちろん一回では効果の実感は得られにくいと思いますので

継続して実践し、日々の脚の形をチェックしてみてください。

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