姿勢を良い状態にする為に欠かせないのが【足首】
【足首】の状態が良い状態であるためには【股関節】の動きも非常に重要となります。
一概に【股関節の動き】と表現してしまうと多くの方は
【開脚】ないし【あぐらの状態で膝が床に着く状態】をイメージし
上記の動きが出来る事が【股関節の柔らかさ】と認識しているかと思います。
違うのか!?と言われるとそうだ!!とも言えないのですが
それよりも大事な動きを見落としている方がいます。
その動きは【股関節の屈曲】
わかりやすく言うとお尻を後ろに引く動作になります。
多くの方が【股関節の屈曲】が出来ている風になっているケースが多く
実は出来ていない方が大多数と感じます。
何故そう言えるのかというと、今まで見てきた人の中で
私の望む【股関節の屈曲】が出来ている人が1%に満たなかったからです。
出来ていない例として以下が当てはまります
1.足のアーチが潰れている 2.膝が内にないし、外を向いている 3.反り腰ないし、身体が丸くなっている 4.お尻を引くと同時に身体が後ろに倒れる 5.太もも裏、おしりに刺激が入っていない 6.股関節の前側がつまる様な感覚があり疲労していく
上記が当てはまってしまった方は【股関節の屈曲】が出来ておらず
姿勢が乱れている可能性が非常に高いです。
股関節の屈曲は姿勢改善に欠かせない動きとなりますので
是非出来るまで練習を行いかつ、継続して日々の運動に取り入れてください。
VCL流【ヒップヒンジ】
1.回内足を修正した立ち方で立つ(動作の前の姿勢が大事です) 2.膝とつま先をそろえて軽く膝を曲げる(足趾の4趾5趾を意識するとやりやすい) 3.膝が前に出ない様に股関節を後ろに引きます。 4.お尻と太もも裏に伸びるような刺激が入ったところで止まります。 5.膝が前に出ない様に、脛の延長線上に重心を落としながら刺激を加えます。 6.お尻と太ももが常に緊張した位置で動作を繰り返していきます。(10回3セット)
※注意点
1.動作前の立つ姿勢では必ずアーチがある状態を意識する 2.膝を曲げる際に、膝が内に入らない様にする 3.股関節を引く際に膝が前に出ない様にする 4.お尻を後ろに引きすぎない様にする 5.重心の落とす位置が乱れない様に注意する 6.お尻の緊張が抜けたら一度動作を止め、立つ姿勢からフォームを整える
VCL流は細かい点での指導が多いかと思いますが
いかに骨盤と股関節をうまく動かすかを意識すると
意識しなくてはいけないポイントが多々出てきます。
少しずつの修正で構わないので
「VCL流ヒップヒンジ」
姿勢を改善したい方には強くお勧めしたいトレーニングですので
是非行ってみてください。
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